峠三吉 スケッチブック
峠三吉は、1950年11月、肺葉摘出手術を受けるため広島県賀茂郡西条町(現在の広島県東広島市西条町)の療養所に入院した(この入院中、「原爆詩集」の多くの作品を書き綴った。結果的には手術は中止となり、51年4月下旬に退院している。)。このスケッチブックは、その間に妻・和子宛に書かれたもの。